仕上げの処理についての覚え書
とにかくなんだか情報が少ないのでいろいろ困ったこともあり、調べたり教えてもらったりしたことを書きとめておきます。
作って焼くところまではいろいろネットに出回ってるので割愛。
立体物以外(ビーズ、中空ビーズ、フラットなチャーム類)は焼きあがったらまず
水に濡らしながら耐水性のサンドペーパーで荒磨きをします
私が買ったのはこれ。近所のホームセンターで売ってたので有無を言わさずこれでした。
#400くらいから始めて#1000、#1500と順番に細かいものへ交換しながら磨きます
これいいよと教えてもらったこれもいい感じです
3Mのスポンジ研磨剤。弾力があって磨きやすいです。
これも水の中で使います
ここまでやった後は布で地味に磨き上げます。
でも2,3時間磨いてもあんまり光りません…レジンも似たような無力感を覚えたこともあり、機械の力に頼ることにしました。
とりあえず、ハンクラ作業の強い味方ミニルーターさん。
プロクソンさんの。ドリルやダイヤビットとかいろいろ先端付属して6000円くらいなのであると結構便利ですよ
回転数が8000~20000くらいに調整できるのでちょっと便利。
先端はコットンバフ。
付属でフェルトバフついてますがまずポリマーのほうが負けます
コットンバフ意外に高いのでアマゾンでまとめてお得な製品が結構おすすめ
小さいものや2㎝くらいまでのビーズはこれで磨いてます。ビーズは焼成の時に使うような針金とかの細い棒に通してから指で押さえて磨くと、はじけ飛んでいくのを抑えられるので便利ですよ…すげえとぶので油断できません
面積が広くなるとルーターだとどうしても磨きにむらができてしまうので、悩んだ結果買いました。
ホビー用ミニグラインダー
本格的なグラインダーは数万しますがホビー用の小さいのなら5000円前後です
問題になるのが磨くときにクレイにあてるバフです
初期装備されている砥石は論外なので速攻外します。
フェルトバフも初期装備のままだとミニルーターと同様かなり削ってくれます
軽く押し当てただけで削れてへこみます。へこんだところがつやつやしていて地味に腹が立つのですが割と大参事。
フェルトバフを回転させたまま目打ちやワイヤーブラシを当てて表面をほぐして柔らかくすれば使えるので初期装備がもったいないと感じるときはお試しあれ。
ただ、舞い飛ぶフェルトクズがとんでもないことになるので要注意です。服の静電気に引き寄せられて黒Tシャツがあっという間に白Tにかわります。
上のほうにあるのが飛び散ったフェルトを集めてフェルト作ってやったぜ的に集まったフェルトクズです。いつか針にさしてまとめてやるつもりで取ってあります(リサイクルです)
下のが目打ちでほぐしたフェルトバフ。強く押し当てすぎるとやっぱ削れますが軽ーく押し当てるくらいなら削れはしなくなりました。
上は布バフ。糸くずが飛び散るだけで無意味に削れました。ちょっとクレイにはお勧めできないかなーという感じ。
(コンパウンドつけてレジン磨くのだったら使えそうなのですが)
ほぐしたフェルトバフで磨いたのが左、右は研磨前の焼いただけの状態です
つやつやな感じが分かりますか?
これもフェルトバフ(ほぐし)で磨いた指輪
他にはないかなと密林をウロウロしていたら見つけたのがすごく柔らかいと書かれていた
ネルバフです。ネル地で作られたバフ
上のほうで愚痴っていた布バフはコットン布ですた
平たい側面でも磨けるということを聞いたのでサイドカバーを外しました
2枚一組で売られていたのですが1枚が結構薄いため2枚重ね
糸くずはまあ出ますがフェルトよりは許せます
ネルバフの磨き検証。
水磨きが終わったとこの指輪。表面はなめらかになりましたが光沢はない感じ
ネルバフでバフ磨き後
つやつや(*‘ω‘ *)
FBのほうでいなべまさこ先生にバフのことでお伺いさせてもらったら、ポリッシャー用のウールバフも無理やり装着できると教えて貰いました
ポリッシャー用のディスクなので広い部分のとこで磨くので使う時はカバーを開けた状態で使うそうです。あとウールなのでくずでないんだとか(グラインダー買う前に知っておけば…)
届いたら追記します。
カバーを外したら髪や服が巻き込まれると事故につながるので気を付けましょうと伊鍋先生が注意喚起もしてくださいました^^あとクレイの粉吸い込むのも体によくなさそうなので研磨中はマスク装備必須ですね
クレイを作るのもかなり深い世界ですが磨くという作業もあれこれ考えないとだめですね。宝石のように輝くか否かは磨き作業にかかるのです
グレイス(とかほかの粘土用艶出しニス)塗っただけより手間暇かける分、作品に愛着が持てるような気がします(きれいにまとめる)
いろいろと教えてくださった優しい伊鍋先生の作る作品も素敵なのです